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オノ・ヨーコ 小野洋子 Fly LP, Apple Records Yoko Ono, 1971 (album cover) Collection of the artist Photo courtesy of Lenono Photo Archive, New York ©Japan Society
オノ・ヨーコはアーティスト、詩人、シンガー・ソング・ライターであり、彼女の活動の幅は非常に広い。 1933年2月18日、銀行家小野英輔・磯子の長女として東京で生まれた。 祖父は貴族院議員 安田善三郎であり、彼女が幼い頃戦争中であったが、優遇された一面を持っていた。 1952年学習院大学哲学科に入学。 1953年NYに移住し、サラ・ローレンス大学で作曲と詩を学び、1960年チェンバー・ストリートのロフトで発表を始める。 この頃ジョージ・マシュ−ナスと知り合い、以後、禅とジョン・ケージに影響を受けたフルクサスの活動に参加する。 フルクサスはアーティスト、音楽家、ダンサー、詩人などの集まりであり、60年代、前衛であったコンセプチュアル・アート(概念芸術)を開拓していた。 この頃の活動がアーティスト、オノ・ヨーコを形成した。 オノ・ヨーコの作品は、ユーモアや子供のもつ無邪気さや幻想性をもつ反面、難解なものも多い。 その形式の中心を成したのが、観客の参加するもであった。それは、バイブレーションの交換であり、音楽と詩と絵画とイベントとオブジェのコンポジションである。 特に、観客が舞台で彼女の衣服をはさみで剥ぎ取ってゆく 「カット・ピース」 は有名である。 Cut Piece Yoko Ono Performance at Carnegie Recital Hall 1965 Photo by Minoru Niizuma courtesy of Lenono Photo Archive, New York ©Japan Society 1966年ロンドンのインディカ・ギャラリーで、ジョン・レノンはヨーコの展覧会に訪れ、部屋のはしごを上り、小さな虫眼鏡で“YES”という言葉を読んだ。
Ceiling Painting (YES Painting), Yoko Ono, 1966 Text on paper, glass, metal frame, metal chain, painting ladder Collection of the artist Photo by Oded Lobl ©Japan Society 1969年の結婚以来、2人の生活はイベントとしてハプニングとなった。バギズム(袋に入るイベント)、ベッド・イン(ベッドに入る平和活動)、ピース・キャンペーン、ラディカル・ポリティクス、ソーシャル・ユートピア、プライマル・スクリーミング、アンダーグラウンド・フィルム、エクスペリメンタル・アルバムなどが次々と行われた。 オノ・ヨーコの芸術活動は女性運動や平和運動でもあり、彼女を芸術家としてだけではなく、母親として、女性活動家として、平和活動家としても見たとき、彼女の在り方は複雑でありながらも、とても素直で魅力的なものに感じられる。 Tokuo Noguti
YES Yoko Ono オープニング会場にて ジョン・レノンとのコラボレート作品の WAR IS OVER ! IF YOU WANT IT Yoko Ono and John Lennon , 1969
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