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モンティン・ブーンマ:心のテンプル展
(Montien Boonma: The Temple of the Mind) 2/4〜5/11,
2003 Asia Society 725 Park Avenue, at 70 th Street
Temple
of the Mind: Sala for the Mind 1995 Herbal
medicine, wood, brass 320
x 270 cm Collection
of the National Gallery of Art, Canberra, Australia © Asia Society and Museum
この春、アジアソサエティーは、仏教における表現と思想を、伝統と現代作品の中に探る展覧会を開催した。現代の作品には、2000年、47歳の若さで亡くなったタイ人作家、モンティン・ブーンマの作品が公開された。
House
of Hope 1996-7 Steel
grill, herbal medicine, mixed media 400
x 300 x 600 cm Collection
of Montien Boonma family, Bangkok © Asia Society and Museum
バンコクで生まれ、バンコクで亡くなったブ−ンマ。常にタイの生活様式をテーマにした彼の作品は、その身近で土着の素材から、ヨーゼフ・ボイスやアルテ・ポベッラ(直訳すれば、貧しい芸術=新聞紙や小枝等、土などの素材を用い、革新的なアートを提唱したイタリアの作家を中心とする60年代後半の美術)の流れに通じると言われている。しかし、ブ−ンマの目指したものは、それら西洋と東洋のアイデンティティの結合ではなく、仏教という内面的な自己の探究をいかにアートとして具現化するかということだった。(彼の仏教への関心は,夫人の肺ガン告知がきっかけという。)寺院そのものを構築するような大きなインスタレーションに現れる、彼独特な物質ヘの執着心は、宗教と現実世界の内外両義性を示すよう。これを、ニューヨーク・タイムズのホランド・コッターは、”バランスをとることが難しい現実社会にいかに精神的バランスのとれた生活を生み出していくかを探るもの”と読んだ。
今回がアメリカに於ける初めての回顧展であり、この後サンフランシスコ、オーストラリア、バンコクへ巡回予定。
Untitled,
2000 Metal
plates, bowls, tables 200
x 450 x 150 cm Collection
of Montien Boonma family, Bangkok Photograph:
Manit Sriwanichpoom © Asia Society and Museum (Yoko Yamazaki)
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