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ティム・ホーキンソン Tim
Hawkinson 2/11〜5/29、2005 Whitney
Museum of American Art
ロスに拠点を置き、活躍するアーティスト、ティム・ホーキンソン(1960−)。2002年には、ホイットニービエンナーレにも登場している。本展がメジャー美術館における初の回顧展となる。
ホーキンソンの作品は、ユーモラスでウイットに富み、常に見る側を楽しませてくれる。自由な発想で、展示空間すべてを埋め尽くすような巨大スケールのインスタレーション(überorgan,
2000)があるかと思うと、手のひらに乗せれば壊れてしまう様な小さく繊細な作品(切った爪で作った鳥、Bird,
1997)もある。アルミホイルやボール紙、電気コードなど、身近な素材がすべて作品に結びつく。目についた素材すべてにオープンで挑戦的。しかも、それら様々な素材をすべてホーキンソン流に料理する。そこには発想を形にしていくプロセスへの愛着も感じられる。
あるマシンが、カタカタと何かを書いている。何だろうと覗き込んでみると、なんと”ティム・ホーキンソン”と紙にサインしている。サインされた紙は名刺サイズにカットされていく。窓際近く、日の光を受けながらちょうど秘書デスクのよう。時折紙づまりと紙の補充をセキュリティーにチェックされる。ユーモラスでありながら、その光景にホーキンソンの重要性も感じられた。それは、手仕事とマシン、相反する二つの要素の同居。一組の手のそれぞれの指先からまた腕がのび、そしてまたそこから指が、、、と増殖する手のコラージュがある。それは、手仕事をいとわない彼の制作へのアプローチを語るようだ。 (Yoko
Yamazaki)
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