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The Brooklyn Museum of Art ブルックリン美術館 展覧会名 “Sensation” (センセーション) 会期 1999年10月2日~2000年1月9日 下記の写真はブルックリン美術館よりスライドとして借用したものです。
RACHEL WHITE READ (ONE-HUNDRED SPACES)1995 untitled
MARCUS HARVEY MYRA, 1995 SAATCHI COLL
SENSATION DAMIEN HIRST AWAY FROM THE FLOCK 1994
この展覧会は会名どおりセンセーションなものとなった。事の起こりは、この展覧会に出品した1点から始まった.それはクリス・オヒリの「聖女マリア」と題された作品で象の糞を塗って描かれている事による。彼の作品は全て程度の差はあれ、象の糞が使われている。彼はカトリックの家庭に生まれ、育てられたが、象の糞が更生のシンボルとして崇拝されるアフリカの伝統に触発されてこの作品を創った。この議論に関しては、ホットなリアルタイム ニュースで詳しく取り上げますので、そちらをお読み下さい。 この記事ではこの展覧会のレヴューを書きます。この展覧会は世界的に有名なコレクター、サーチのコレクションから企画されており、論議に輪をかける事になった。とは言え、これはイギリスの中堅、若手の作家を網羅しているのでイギリス現代美術を知るうえでは、最上の展覧会と考えられる。なかでもマーク・クインの作品「自身」(SELF)は作家自身の血液を5ヶ月以上にわたって採取し流し込んで創った作家自身の頭部の彫刻で、ロンドンのロイヤル・アカデミー美術館で最初に展示された時は、1番話題を呼んだものであった。他の作のロンドンで論議をかもした作品に、子供殺人犯の肖像画を子供の指紋を使って描いたマーカス・ハーヴィ、チャプマン兄弟の性器ばかりを強調した子供のマネキン、サラ・ルーカスのメロン、焼き卵ときゅうりで作った性器の不可解なファッショナブルな彫刻等、ニューヨークとロンドンのアートに対する認識の違いには興味深いところがある。 また、センセーショナルだけでは無くミニマリズム系列の彫刻家ダミアン・ハーストは牛そのものを数個にぶつ切りしホルマリンのタンクに浸けた作品である。ラシェル・ホワイトの代表作「家」(HOUSE)、リチャード・ビリングハムの労働者階級の悲惨なスナップ写真、ゲーリー・ヒユ―ムの抽象画等、正当に評価できる作品も数多く展示されている。 必見に価する展覧会である。
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