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MoMA (The Museum of Modern Art) (ニューヨーク近代美術館) 住所:11West53street、between 5th and 6th Ave.(53丁目の5と6番街の間) 電話 (212)708-9480 土・日・月・火・木 10:30-5:45 金 10:30-8:15
水定休 入場料:大人$10;学生(IDを提示)とシニア(65歳以上)$6.50;メンバーと16歳以下大人同伴は無料。金曜日4:30p.m.−8:15p.m.任意寄付。
‘ゲルハルト・リヒター 40年にわたるペインティング’展 “Gerhard Richter: 40 Years of Painting”2002年2月14日から5月21日まで 今春、ニューヨークMOMAでは現代ドイツ人画家ゲルハルト・リヒターの大規模な回顧展が行われている。
1962年から今までに描かれた油絵約180点を2つのフロアを使って展示。
抽象、具象に囚われない多様な表現のスタイルで知られるリヒターが、今回の展覧会では北米で初めてその全容を明らかにする。 Uncle
Rudi (Onkel Rudi) 主な展示作品にはドイツの第二次世界大戦参戦後間もなく戦死した叔父のナチユニフォームでの笑顔を描いた ’Uncle Rudy’(1965)、15点の連作に現れるドイツ赤軍メンバーの謎に包まれたシュタットガルド刑務所での死の記録 ’October 18、1977’(1988)、写真の細部を拡大した2mを超える抽象画 ’Abstract Picture’(1977)や、ぼやけたティシャンの受胎告知 ’Annunciation after Titian’(1994)など。これらの多様な作品は観る者に一体何を語りかけているのだろう。
Wiesental ポートレイトで始まりポートレイトで終わるこのリヒター展は、戦争、ゲリラ、殺人といった世の中の激しい変動や、ポップアート、ネオ・エクスプレッショニズムからフォトリアリズムまでの慌ただしい現代美術の移り変わりを、一貫して鋭く静かに見つめてきた画家の眼が全面に映し出されている。
“Painting is dead.”と言われ始めた1960年代
から今までに死んだといわれるミディアム、油絵で彼が挑戦し続けてきた理由は一体何だろう。29歳で西ドイツに移るまでの戦後16年間を共産党主義の東ドイツで過ごしたリヒターの絵の中に残る世の中のもう一つの側面が観る者の現実感を揺るがせる。彼の描くぼやけた絵の静けさに包み込まれ、彼と共に生きてきた私たちが失なったものや命の記憶のあやふやさの確認作業をするような回顧展だ。
Cell (Zelle)
Ritsuko Tsuji |
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