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駅伝ポスターはぼくの代表作だ!
2002年の駅伝ポスターを依頼され、これはちょっと気合を入れてやるぞと。
ニューヨーク、ブルックリン橋を渡り切ったたもとの、今一番ナウイ、 ダンボ地区の中心にある4階シノハラロフトで10枚のキャンパスを前に握り鉢巻、上半身裸。
ショートパンツ姿で、絵具たっぷりのパレットを左手に身構える。
疾走するランナーが、ガッツ根性丸出しのこの勝負なら原画製作者のも生半可な気分ではだめ、
よし! とカンパスにいどみかかって、
「富士山とタスキはお忘れなく」
の注文、任しとけとばかり八本足の太陽も一緒。
ランナーの表情に、イタリア−ルネッサンス期の大家、カラバッジョ先生の光と陰影の術を駆使。
宗教画を胸にイメージしながら、前走のランナーを抜いてやるぞとにらみつける表情を赤色を中心に対象的にグリーンの変化色を影の部分にたたき付け、筆力にまかせた黒色黄色の輪郭線が、しゃにむに根性溢れるランナー像を引き立ててくれるではないか。
「富士のお山もニッコニコ。
茶摘み女や三度笠清水の若衆まで応援に参加、激闘中の箱根駅伝ランナーに声援だ!
マラソン日本、富士のお山は天下の険登りに下りに、世界一の難コース、 死ね!若者よ。
勝利をめざし、ゴールのテープは誰のもの !!」
篠原有司男
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