篠原有司男年譜 1972-1979 1972年 昭和47年 40歳 3月 個展「篠原有司男版画展」(ギャルリー・デコール/3・10−25) 〈マイアミ・エロス〉シリーズ20点 6月 「Japanese Artists[日本人作家]」展(unionCarbideBuildin9,N.Y.[ニューヨークユニオン・カーバイト・ビル]/6・13−7・28)出品 [彫刻]〈Yel10W Angelイエロー・工ンジェル 後、モーターサイクル・ママに改題〉〉 (一等賞) 「オートバイ彫刻の動機−道に山積に捨てて本るカードボード(ダンボール)をロフトにかつぎ込み、さあ制作だ。何を作ろう?『鷲』か『鷹』かな。そうだ、今朝ブロードウエーを疾走してたヘルス・エンジェルスにしよう。仕上がった第一号オートバイ彫刻を見た友人『エンジンはアルミだろ!』『どうして?』『アルミじゃなけ札ば走らねえじゃねえか?』『これは彫刻と云って、美術館に置くんだ』『なんでえ』。グループ・ショーに出品されたモーターサイクル・ママー号に一等賞金250ドルか与えられた。」 1月 この年、コニー・アイランドの虜となる 「海水浴と隣接した大遊園地。マンハツタンから地下鉄て小一時間。このてっとりばやい避暑地。一目でぼくは創作意欲がもりもり。地下鉄最終駅からどっと吐き出される子沢山の貧乏移民軍団。待ち受ける、むんむん匂いの立ち込めるネイサンズ・ホットドッグ店を筆頭に、ずらっと軒をつらねる立喰店。古びた、しかし、よく動くジェット・コースターなどなど数知れない。お化けの顔までついた乗物。喚声、悲鳴が空から響さ、残飯あさりのカモメの大群の横手てラジオ片手の釣り人の群。アメリカの美術舘にここをテーマにした絵画が不思議と皆無。ホイットニー美術館でやっと見つけたドローイングに『黒人と白人が一緒に楽しんでいる海岸』とあった。」 1973年 昭和48年 41歳 9月 「アメリカの日本作家」展(京都国立近代美術館/9・26−11・4東京国立近代美術館/1973・1・5−2・17)出品 [彫刻]〈モーターサイクル・ママ〉(1973) 9月 滝口修道・東野芳明・森口陽の訪問を受ける 10月 バハマ旅行 「バハマ諸島のうち、工クズマ島に遊び、紺碧の海、椰子をパックに裸婦、オートバイ、鮫などを登場させた作品をアクリル画、ドローイング、シルクスクリーン、彫刻などて作り、バハマ・シリーズと呼ぶ。」 この年、C.A.P.S.(ニューヨーク)より奨学金を受ける 1974年 昭和49年 42歳 11月 「1stAnnua10fJapanArtistsAssociation[ジャパン・アーティスト・アソシエ−ション第1回アニュアル展])(AzumaGallery,N.Y.[ニューヨークアズマ・ギャラリー]/11・5−)出品 1975年 昭和50年 43歳 1月 「現代美術四半世紀展1950−1975年」(東京セントラル美術館/1・18−2・2)出品 [絵画]〈女の祭〉 3月 個展(Azuma Gallery,N.Y.[ニューヨークアズマ・ギャラリー]) 〈チヨツバー〉くモーターサイクル・ママ〉くモーターサイクル・クィーン〉などオートノバイ彫刻7台による 「失地早に作り溜めたオートバイ彫刻てさすか広いロフトも一杯。そして個展。オープニング会場に次々とどく日本酒、洋酒。連中、ただだと解ると、すさまじい勢いで飲んでいる。テレビの質問『なぜオートバイを作るんだ』『マーロン・ブランド以来、バイクはアメリカの夢の象徴だ』『いや、今やアメリカはホンダ、カワサキに征服されちまったよ!日本の代表じゃねえか。それにシノハラはホンダより早く生産しているぞ』」 8月 個展(西村画廊/8・11−30) [絵画]〈タイムズ・スクェアー〉(1975)〈マイアミ・ピーチ[とお化けロブスター]〉 (1975)〈トップレス・ノト[タイムズスクエアバー]〉(1975)〈強造[悪漢達]〉 (1975)〈アメリカン・ドリーム〉(1975)〈駐車場〉(1975)〈バットマン酒屋〉(1975)〈ジョーズ〉(1975)〈ミットタウンのバー〉(1975)〈キャプテン・アメリカを呼ベ〉(1975)〈新婚の小道[ハニームーン・レイン]〉(1975)〈青鮫[ブルーシャーク]〉(1975)〈渡船[フェリーボート]〉(1975)〈ブルックリンの殺し〉(1975)〈エルトンとボーイ[デビットボーイとエルトン・ジョン]〉(1975)〈クゥイーンズの奥さん〉(1975)〈アンダーグラウントスタイルの殺し〉(1975)〈コニー・アイランド〉(1975)〈木の実〉(1975)〈オートバイ乗り〉(1975)〈山荘〉(1975)〈キー・ウエスト〉(1975)〈バットマン・レース〉(1975)「42丁目」〈バウアリー通り〉〈トップレス・バー〉〈タイムズスクエアーの風景〉〈バハマ島〉〈トムのバー〉〈オートバイ事故〉〈風景〉〈ジプシーゴートー〉〈鮫〉 [彫刻]〈オートバイ〉(1975)〈オートバイ〉(1975) 「6年ぷり日本初の発表の26点は、スーパーマン、ワンダーウーマンなど、これ又絵になる主人公たちを、夕日の酒屋や地下鉄の入口に飛び廻らせ、売人、浮浪者、アル中などを絡ませ、雑誌の切抜さやドローイングの切れっ端と一緒にカラフルな絵具で塗込め、塗料て光らせた。」 9月 「日本現代美術の展望」展(西武美術館/9・5−14)出品 [絵画]〈タイムズ・スクェア〉(1975)〈マイアミピーチ[とお化けロブスター]〉(1975) くアメリカン・トリーム〉(1975) [彫刻]くモーターサイクル・ママ〉(1973) 1976年 昭和51年 44歳 2月 初めてのパリ旅行。工藤暫巳、桜井孝身に会う 8月 個展(名古屋、桜画廊/8・20−9・11) [彫刻]〈立体作品A〉〈立体作品B(モーターサイクル・クィーン)〉〈立体作品C〉 〈立体作品D〉〈立体作品E〉 [絵画]〈海辺でシュポーン〉(1976)〈ノートルダム〉(1976)くキーウエスト[の女]〉 (1976)〈モーターサイクル・ママ[コーヒー・ブレイク]〉(1976)くセブンアップ〉(1976)〈ヘミングウェイのバー〉(1976)〈オペラ座付近〉(1976)〈シヤンセリゼ〉(1976)〈ムーランルージュ〉(1976)〈シュポーン〉(1976)〈シャンゼリゼ通り〉(1976) [版画]〈Motorcycle Mama[モーターサイクル・ママ]〉(1976)〈Motorcycle Geisha[モーターサイクル・ゲイシヤ]〉(1976)〈Lobster Girl[ロブスター・ガール]〉(1976)〈Shupoon[シュポーン]〉(1976)〈Go Go Girl and Dog[ゴー・ゴー・ガールと犬]〉(1976)〈Statue of Liberty[自由の女神]〉(1976)〈Bahama Air Crash[バハマ・エア・クラッシュ]〉(1976)〈サンミツシェルの入口〉(1976)〈パリ・オペラ座付近[パリ・オペラ座]〉(1976)〈シャンゼリゼ〉(1976)〈モーテルのアクシデント〉(1976) 9月 「12人の日本人彫刻」展(Sculpture Center,N.Y.[ニューヨーク彫刻センター]/9・14−)出品 1977年 昭和52年 45歳 6月 個展(名古屋ギャラリー∪/6・27−7・9) 版画展 8月 個展(西村画廊/8・22−31) [版画]〈Motorcycle Mama[モーターサイクル・ママ]〉(1976)〈Summer Breeze[サマー・プリーズ]〉(1977)〈Strawberry Soft Cream[ストロベリー・ソフト・クリーム]〉(1977)〈Black is beautiful ブラック・イズ・ビューティフル〉〉(1977)〈Coffee Break[コーヒー・ブレイク]〉(1977)〈Spider Woman[スパイダーウーマン]〉(1977)〈Gemini[ジェミニ]〉(1977) [彫刻]〈Killer Bandit[キラー・バンディット]〉〈Festival[フェスティバル]〉 〈Golden Bike[ゴールデン・バイク]〉〈Road Chopper[ロード・チョッパー]〉 〈Spider Woman[スパイダーウーマン]〉〈Coffee Break[コーヒー・ブレイク]〉 〈Strawberry Soft Cream[ストロベリー・ソフト・クリーム]〉等、彫刻9点 1978年 昭和53年 46歳 1月 個展(Chinoh Gallery,N.Y.[ニューヨーク千野画廊]/1・22−2・22) 4月 個展(国分寺画廊/4・29−5・20) 立体、版画、ドローイング20余点 9月 個展「ニューヨークの産物篠原有司男オートバイ作品展」(ギャラリーかわまつ/9・11−22) オートバイ彫刻小品10点 10月 「Miniature Golf Course[ミニチュア・ゴルフコース]」展(P.S.1,Long Island[ロングアイランド市、P.S.1]/10・1−11・5)出品 〈Beach Bather[海岸で歌う女]〉 1979年 昭和54年 47歳 5月 「Winds on the East(Japan Today)[東方の風(ジャパン・トウデイ)]」展(World Trade Center,N.Y.[ニューヨーク ワールド・トレードセンター]/ 5・7−18)出品 〈チョッパー〉(1973)くモーターサイクル・クィーン〉(1973) 11月 「日本彫刻」展(sculpture Center,N.Y.[ニューヨーク彫刻センター]/11・7−24)出品 この年「JAA」展(Azuma Gallery,N.Y.[ニューヨークアズマ・ギャラリー出品
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