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-CONCEPT-OLD記事

New Museum of Contemporary Art

(ニュー・ミュージアム)


住所 583 Broadway (Houston & Prince ST.), NYC

電話 (212)219-1222

URL http://www.newmuseum.org

火~日 12:00P.M.~6:00P.M.

木     12:00P.M.~8:00P.M.

月         休館

入場料 一般 6ドル


LEE BUL: LIVE FOREVER

 

ニューミュージアムで517日に始まったのは韓国出身のアーティスト、リーバルのLive Forever展、日本語では「永久に生きる」と直訳できる。このタイトルから想像するシリアスな展覧会とは裏腹に、実際には家族みんなで楽しめるカラオケマシーンが主役だ。

 

暗幕で仕切られた部屋には3体の未来的な格好をしたカプセルが並ぶ。それぞれのカプセルはLive Forever I,II,IIIと名付けられていて、内装は柔らかく一人づつ入って居心地良くカラオケを歌える設計になっている。来訪者はカプセルに入り、ふたを閉じてもらって、自分の好きな曲を選択し、前方の壁に写し出される映像を見ながら外には聞こえない大声で歌えるという訳だ。ただしカプセルには窓がついているので、外から自分の姿は見えることになる。

Live Forever Iは内装が黒い皮張り、48曲の旅を連想させる歌が入っている。Live Forever IIはオレンジの内装でPolice”Every Breath You Take” U2”One”などラブソングが入っている。Live Forever IIIはシルバーブルーの内装で都会の暮らしを連想される歌が入っている。

 

Live Forever

2001

Photo credit:Lee Bul in collaboration with the San Francisco Art institute 

and the Fabric Workshop and Museum, Philadelphia

©New Museum of Contemporary Art

 

Live Forever

2001

Photo credit:Lee Bul in collaboration with the San Francisco Art institute 

and the Fabric Workshop and Museum, Philadelphia

©New Museum of Contemporary Art

 

リーバルは2つの大きなテーマを持ってこのカプセルを制作したようだ。日本はもちろんのこと韓国、中国にも広まったカラオケ人気、自己陶酔と思いでの曲を歌うノスタルジア、この2点を強調したかったようだ。ただ、自己陶酔は他人に自分の歌を聞かせて達成されるように私は思った。

 

秀島美弥

 

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