National Gallery of Art, Washington
(ワシントン国立美術館)
住所 Fourth Street at Constitution Abenue, N.W., Washington, D.C.
電話 (202) 737-4215
月~土 10:00A.M.~5:00P.M.
日 11:00A.M.~6:00P.M.
入場料 無料
展覧会名 ART NOUVEAU 1890-1914
会期 2000年10月8日~2001年1月28日
Gustave Serrurier-Bovy Belgian, 1858-1910
Cabinet-vitrine, 1899
red narra and ash with copper and enamel mounts
248.9 x 213.4 x 63.5 cm
©The Metropolitan Museum of Art, New York, Gift of Mr. and Mrs. Lloyd Macklowe
この展覧会は今迄にこの主題に基づいた最も大きくて、解りやすいもので、全てのモダンアートスタイルの最も革新的かつ豊かなものであり、それが繁栄した場所を展示するものである。絵画、彫刻、グラフィック、ガラス、陶器、テキスタイル、家具、宝石と建築の350点以上の傑作とチャールズ・ルネ・マッケントッシュのデザインによるグラスゴーの昼食用の部屋、ヘクター・グイマールによるパリの地下鉄の入り口とアゴスティノ・ラウロによるチューリンの別荘からのダブルパーラーが同時に展示される。この2部屋はワシントンの美術館でのユニークな展示の1つである。
Fredrick Wnthrop Ramsdell American,1865 - 1915
American Crescent Cycles, 1899
165.1 X 114.3 cm
©Steven Schmidt
このスリルのある世紀末期をナショナルギャラリーはパリの1900年に開かれたワールドフェアーのハイライトを祝し、アールヌボーが繁栄した8都市から取り入れた新しいスタイルと例を展示するセクションに続く:すなわちパリ、ブリュッセル、グラスゴー、ウィーン、ミュンヘン、チューリン、ニューヨークとシカゴである。同展はナショナルギャラリーと協力してロンドンのヴィクトリアとアルバート美術館が企画したもので、2000年7月30日まで展示された。ナショナルギャラリーの展覧会の後、同展の核心の部分が4月21日から6月8日、2001年まで東京都立美術館に巡回される。
Charles Rennie Mackintosh Scottish, 1868-1928
High-back chair, 1897-1900
oak
136.5 x 56 x 46 cm
©Victoria and Albert Museum, London
「この新世紀の始まりは前世紀の変わり目の魅力ある世界での革新的国際スタイルの完全な調査を展示する理想的な時期である。アールヌーボーのスタイルは自意識の強い国際的、アメリカのアーティストや建築家によりニューヨーク、バッファロー、ボストン、シンシナティとシカゴすでに取り入れたスタイルであった。フランク・ロイド・ライトのような建築家により解明されたように、アメリカでの運動がアメリカ、ヨーロッパと日本で次第に進歩的アートと建築に多大な影響をあたえたモダニズムの場を設定した」
とナショナルギャラリーのディレクターアールAパウエルⅢはのべた。
Tiffany Studios
American, firm active 1892-1932
Wisteria table lamp, c. 1910
stained glass and bronze
68.6 cm
©Chrysler Museum of Art, Norfolk, Gift of Walter P. Chrysler
日本人の大好きななアールヌーボー展が東京でも開かれ、作家の例を挙げるとルネ・ラリーク、エミール・ガレ、ルイス・コムフォート・テイファニー(彼は元々はランプシェードでアールヌーボーの作家として認められ、現在でもそのステンドグラス様式のランプシェードをテイファニー調と呼ぶ)等が展示される。
Hector Guimard
French, 1867-1942
Entrance to the Metropolitain, c. 1898
cast iron and bronze
421x370x584 cm
©National Gallery of Art, Washington,
Gift of Robert P. and Arlene R. Kogod
藤尾諭秀