The International Fair of New Art
March 10 – 13, 2006
12:00 – 8:00 PM (5:00 PM Sunday)
Pier 90 & 92 (12 Ave. at 50/52)
会場風景
Photo© S. Yoshida
今年のアーモリー•ショーは、38の国際都市、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ベルリン、東京などから、154のギャラリーが参加し、2000人余りのアーティストの作品を展示する。インターナショナルと銘打つだけのことはあり、参加画廊の約6割は、アメリカ以外の国からである。日本からは、Kodama,
Taka Ishi Gallery, Tomio Koyama Gallery, Ota Fine Arts, SCAI, Gallery Side 2 が展示をおこなう。主催者側によると、昨年同様、40,000人の入場者が期待されている。
(2005年の売り上げは、45億ドル以上。)
会場風景
Photo© S. Yoshida
アーモリー•ショーの名前は、1913年に開催された、ヨーロッパのモダニズムをアメリカに紹介したことで知られるアーモリー•ショーからとられた。1994年に4人のアートディーラーが、グラマシー•インターナショナル•コンテンポラリー•アートフェアー(The
Gramercy International Contemporary Art Fair)の名前で始めたものが、世界的な規模のアートフェアーに成長したものである。
会場風景
Photo© S. Yoshida
モマ,
ホイットニー、グッケンハイム、ブルックリン•ミュージアム、ディア•ビーコン(The
Museum of Modern Art, Whitney Museum of
American Art, Solomon R. Guggenheim, Brooklyn Museum and Dia: Beacon) など16の美術館がホストとなり、各種イベントも企画されている。また、個人コレクターの収集作品を鑑賞するツアー等、様々な催しが予定され、作品展示だけではない、現存作家を扱う画廊の祭典、
一大イベントの様相を呈する。
会場風景
Photo© S. Yoshida
オープニングナイトのパーティーには、各界の著名人が参加し、資金集め(モマに寄付される)に一役かっている。ちなみに本ホームページ、ニューヨークアートでもおなじみのヨーコ•オノも参加が予定されている。
会場風景
Photo© S. Yoshida
今年は500以上の画廊が申し込みをし、スペース、企画意図等から、154の画廊が選出された。
ギャラリーにとっても競争は激しい。年ごとに扱われる作家の傾向がかわることは言うまでもなく、画廊の一押しは誰か、注目されている作家が誰なのか、アートフェアをのぞけば、コマーシャルの世界の動きがよくわかる。
S.
Yoshida
会場風景
Photo© S. Yoshida